SNSアプリの中で通話機能を手軽に楽しめるLINEアプリは、友達が多い人ほど1日に使用している時間が多くなりがちです。
密接な関係にある友人だけでなく家族とも気軽な連絡手段として使えるからこそ、LINEアプリは日常生活に溶け込んでいます。
しかし、更に交友関係を広げようとした時に参考となるライン掲示板は、LINEアプリのID交換が目的であって見ず知らずの相手と連絡出来る手段です。
では、ライン掲示板に利用は注意しなければならないと指摘されても、なぜリスクについて正確に把握している人が少ないのでしょうか。
ライン掲示板とOpenChatの違いを把握しよう
LINEアプリを利用していると、年齢確認を済ませていればID検索機能を使用出来るようになります。
対面している相手とLINE交換することは、フルフルを始めとして複数の手段が用意されていますが、会ったことが無い相手と繋がるためにはIDを知る必要があるわけです。
ライン掲示板はあくまでも通称としての呼び名であって、ライン掲示板という名称の掲示板が存在するわけではありません。
LINEアプリで使用しているIDを交換出来る場所としてどこかの誰かが管理人として開設している掲示板を利用しているに過ぎません。
つまり、ライン掲示板は匿名の相手と繋がるためにID交換を行う場所であって、LINE株式会社は一切関知していないわけです。
一方、OpenChatについてはLINE株式会社が新たな機能として提供開始しており、グループを編成しなくても自由に議論へ参加出来ます。
OpenChatは匿名掲示板としての役割を持ち始めていますが、いざという時にはLINE株式会社が最終的な対処を行えます。
個チャ狙いでライン掲示板を利用する際の注意点とは
ライン掲示板には、出会いを期待した男女が入り乱れる個チャと呼ばれる1対1でID交換を行う掲示板があります。
出会い系サイトで行われるプロフィール検索からのアプローチに似た構造をしていて、公開されているIDに対して友達申請を行う方法が一般的です。
やや警戒心がある女性については、アプローチして欲しい男性に対してライン掲示板へ返信という形でID公開を求める方法を採用しています。
IDをライン掲示板に直接書き込みするか、QR画像を貼り付けるだけで済むからこそ手軽な方法と考えられます。
グルチャ狙いでライン掲示板を利用する時の見極めポイント
LINEアプリを使っている人なら分かるように、LINEアプリにはグループチャット機能が付いています。
趣味や地域といった様々な括りににより新たな友人を募集することが本来の目的です。
個チャと比較してグルチャ会員募集については、グループチャットの管理人の考え方が直接反映される仕組みとなっています。
独自のローカルルールが採用されるので、規約違反を行った場合には管理者からグループチャットを追放されるわけです。
グルチャへの加入は、管理人による自由裁量となっているので管理人の質次第で参加リスクが大きく変わります。
ライン掲示板を使う前にセキュリティ設定を確認しよう
ライン掲示板を使ってID検索を行い友達申請をする際には、改めてセキュリティ設定を見直す必要があります。
身近なコミュニケーションツールとして浸透しているLINEアプリは、親しい友人間だけの範囲ならば実名登録でも差し支えありません。
しかし、ライン掲示板を通して見ず知らずの第三者と繋がる場合には、LINEアプリの登録名自体についても変更しておかなければ本名がバレることになります。
個人情報流出のリスクが一気に上がってしまうからこそ、ライン掲示板へ参加する前にセキュリティ設定の見直しはもはや必須となるわけです。
グルチャで出会いを求めたら相対的なイケメンに総取りされる
グルチャならば管理人さえしっかりしていれば安心と思われがちですが、グルチャが何のために作られているのか背景を必ず確認しなければなりません。
純粋な趣味サークルとしての活動のみを行っていて、連絡事項を伝達する手段として使われているだけならさほど警戒しなくても良いです。
しかし、出会い系サイトの代わりとしてグルチャへ参加するためにライン掲示板をチェックしているならば、自分が相対的にイケメンで無い限り望みは薄くなります。
なぜなら、グルチャ内では女性会員が好意を抱く対象として、相対的なイケメンに人気が集中するからです。
絶対的なイケメンではなくとも、グルチャ内で比較的性格が良いという評判があり相対的なイケメンならばグルチャ内の女性を総取り出来ることが分かっています。
新たなグルチャ会員を管理人の許可無しに追加できないという条件が付いていた場合には、相対的に上となるイケメンが入らないように規制しているわけです。
ライン掲示板を使って出会いを求めるなら、グルチャではなく個チャで勝負しなければならないという厳しい現実があります。